2015年10月4日（日）第49回スプリンターズステークスの優勝者は6歳牝馬のストレイトガールとなりました。トライアルでもある前走セントウルSでは残念ながら4着と優先出走権を逃すものの、更にその前はヴィクトリアマイルにて、6度目のG1挑戦にして見事初勝利。そこからの2連覇となりました。
ヴィクトリアマイルでの実績もあり1番人気に押されてはいたものの、出走枠が1枠2番と内側を引いたため不安視された声もありました。なぜなら、これまでのデータからスプリンターズステークスでは1枠2枠あたりは圧倒的に不利であるという結果が出ているからです。
1枠からの優勝馬が出たレースは遡ること25年、第20回スプリンターズステークスでのバンブーメモリーぶりとなる圧倒的な不利を跳ね返しての優勝となりました。しかも前々走でのヴィクトリアマイルとの連勝で、マイル・スプリント両方で力を見せつけることとなりました。
ストレイトガールはこの後、香港スプリントへと進みます。春の高松宮記念で苦汁をなめさせられた今期のスプリント絶対王者的存在であるエアロヴェロシティとの再戦となるので、今度は向こうの地元でぜひぎゃふんと言わせてもらいたいものです。
