2015年10月4日開催のスプリンターズステークス。特別登録馬もすべて出揃い出走馬の見通しも概ね立ってきました。どんな馬が出走し、どのような結果となるのか予想を立てていきたいと思います。
出馬登録はJRAから21頭、海外からはリッチタペストリーのみとなりました。優先出走権を得ているキーンランドカップ勝者のウキヨノカゼ、セントウルステークス勝者のアクティブミノル、外国登録馬のリッチタペストリーの他13頭は収得賞金順に選出されることとなるため、6頭が除外となります。
賞金額での除外対象はベステゲシェンク、セイコーライコウ、マヤノリュウジン、バーバラ、アフォード、レッドオーヴァルとなる見込みでしたが、出走登録馬のうちレーティング上位5頭には優先出走権が与えられるため、レッドオーヴァルが一番ビリから大躍進の優先出走。
煽りをくらったのは16番目の席にいたビッグアーサー。一転除外対象にずれ込んでしまい、ビッグアーサーファンは落胆の色濃いことでしょう。まだ若く、これから賞金をもっとたくさん積んで、文句無しに出走できるレベルまでたどり着ける馬だと思います。その時まで頑張ってもらいたいですね。
さて、それでは現段階での出走予定16頭を見てみましょう。
- アクティブミノル(セントウルS)
- ウキヨノカゼ(キーンランドC)
- リッチタペストリー
- ストレイトガール(レーティング1位)
- ハクサンムーン(レーティング2位)
- ミッキーアイル(レーティング3位)
- ベルカント(レーティング4位)
- レッドオーヴァル(レーティング5位)
- サクラゴスペル
- コパノリチャード
- ウリウリ
- マジンプロスパー
- フラアンジェリコ
- ティーハーフ
- リトルゲルダ
- スギノエンデバー
期待されていたラッキーナイン、サドンストーム、ティーハーフ3兄弟対決も決まってみればティーハーフのみのエントリーとなりました。
注目はレーティングによる飛び級レッドオーヴァルと、京成杯AH勝利により急きょエントリーしたフラアンジェリコの2頭。本命ではないながらも、それぞれ自信を持っての出走でしょうからダークホースとして無視は出来ません。一方本命はやはりレーティングも高く実績豊富なストレイトガールでしょう。
反対に、人気上位陣で注意したいのが最近不調のハクサンムーン。ロードカナロアの後継者とも言われましたが、未だG1勝ちなしです。完全に外すわけにはいきませんが、軸にするには若干信用を欠いている印象。
マジンプロスパーも長くスプリント重賞に出走し、馬主が有名なだけに名前は売れてこそいますが、成績をみると馬券にするのは難しいでしょう。
出走馬の本決定までもう少しですが、今から結果の予想が楽しみです。